伝えない意味、伝える意味|ヒロトのインタビュー(カミングアウトストーリー)
僕のインタビュー記事が、NPO法人バブリングのウェブサイトに掲載されました。
HIVを持っていることを告知されて1年も経たないころのインタビューで、気持ちの整理もしきれていないし、内容もとりとめがないけれど、その分の生々しさというか、飾らない正直な気持ちが随所ににじみ出たインタビューになっていると思います。
本人としては、かなり照れくさい記事です……。
けっこう長いんですが、ぜひ読んでみてください!
バブリングは、「大切な人へのカミングアウトを応援する」というテーマを掲げるNPOです。ある特定のマイノリティ要素というタテ軸の視点ではなく、さまざまなマイノリティ要素に共通する「カミングアウト」というヨコ軸の視点から、アプローチしている。
僕のインタビューは、このバブリングのウェブサイトに掲載されている「カミングアウト・ストーリー」というシリーズ記事の一つです。「カミングアウト・ストーリー」では、言いづらい自分事を大切な人に伝える決意をした人たちと、それを伝えられた人たちの、多様でリアリティのあるストーリーを読むことができます。
僕は、病気がわかってまだ辛かったころ、このシリーズを読んで、自分の視野の狭さを痛感しながら、いろんなことに考えをめぐらしました。打ちひしがれた僕が立ち上がるきっかけになった、僕にとって大切なコンテンツの一つです。
いまこのブログを読んでくれているあなたにも、ぜひいろいろなストーリーに触れてみてほしいです。
最後に、今回のインタビューが掲載されるまでのあいだ、バブリングの皆さんとはいろいろやりとりをさせてもらいましたが、その若くて真摯な熱量と肩ひじ張らない自然なスタンスには、僕も大きな刺激を受けました。
あらためて、良い機会をいただいたことに感謝するとともに、バブリングの皆さんの活動をこれからも陰ながら応援していきたいと思います。