強くもなく偉大でもないあなたへ
ブログ記事「母さんの息子」をたくさんの方に読んでいただきました。本当にありがとうございます。
僕の書いた何かがこんなに多くの方に関心を持っていただいたのは初めてです。一生分の「ツイッターでいいねもらうキャパ」も「フェイスブックでシェアしてもらうキャパ」も使い切ってしまいました、きっと(笑)
三年目にして母にHIVのことを伝えましたが、何だか予想外の展開になりました σ(^_^;) ブログにも書いてみたので、ぜひ読んでみてください。#hiv #カミングアウト https://t.co/NPXPfaNQG4
— 裕斗 / HIROTO (@hirotophy) November 4, 2018
僕は、すべての病気や障害が「母親であり、強く偉大である人だけが受け入れられるできごと」ではなくなることを願っています。
強くもなく偉大でもない「普通の人」が、病気や障害を「普通に」受け入れられる社会になることを願っています。
そのとき、受け入れる普通の人に必要なのは、長い時間、たくさんの努力、強靭な精神力、深い包容力、そういった特別なものでしょうか。
必要なのは、「ほんの少しの自覚の変化」だけだと思います。
日本のHIV/AIDSについて言うと、医学的・疫学的にはもうすでに「とんでもない病気」ではなくなっています。「ただの病気」のひとつです。
社会が、現実がもしそうなっていないのだとしたら、それは僕たち(僕も含みます)一人ひとりの目線をほんの少し動かす「きっかけ」が足りないのだと思います。
僕はこれからも、少しずつですが、ブログを書いていこうと思っています。何かの言葉が、たとえ今ではないとしても、いつかあなたにとっての何かのきっかけになれたらと思います。
https://twitter.com/hirotophy/status/1058902419822698497
世の中にはまもなく、12月1日の世界エイズデーに向けて様々な情報が発信されてきます。ぜひこちらも、今年はこれまでと違う視点から(できれば僕のことも思い出してください^^)関心を寄せていただけたら嬉しいです。
すべての病気や障害が「母親であり、強く偉大である人だけが受け入れられるとんでもないできごと」ではなくなりますように。
あらためて、ブログ読んでいただき、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。