HIROTOPHY / 会社員ヒロトの免疫低めブログ

東京在住の会社員ヒロトのブログです。

免疫に声をかけたら

今週のお題に合わせてエントリーしていたら、何やらブログがブログっぽくなってきた。一方で、こういう雰囲気のエントリを楽しく読んでくれる人が本当にいるのかと気がかりでもある。面白かったよ!というあなたは、ぜひスターやブログランキング、メールやコメントなど、僕に見えるところに「しるし」を残してもらえたら嬉しい。

 

ここ数日、良い書き手さんの良い文章に触れる機会が多く、言葉のチカラ、色気というものにあらためて魅せられている。分不相応とは知りながら、僕の編む言葉にもいつかそんな魅力の一片が宿ることを目指したい。

 

やっぱり気がかりな体調

 

HIVを持っていると知らされてから暫くの間、体調を崩してしまうことが心配だった。

 

なにしろ、一般の人の3分の1しか免疫力がないという。お医者さんにも、体調管理をしっかりするよう釘を刺された。もっとも、その内容は「手洗い・うがいをして、生ものは避けて」という一般的な指示ではあったけれど。

 

できることは、片っ端からやった。先生の言う衛生面はもちろん、食生活、運動、睡眠から入浴、日光浴、ストレッチ、呼吸に至るまで、とにかく調べて実践しまくった。

 

努力の甲斐あってか、体調を崩すことはなかった。でも、いま思えば相当に神経質な日々だった。

 

体調管理をしているのは僕じゃない

 

不自然な頑張りは、続かないもの。

 

やる気が薄れてきた一年後、僕は遂に風邪をひいた。それも39℃級のヤバイヤツ。あまりに症状が華々しくインフルエンザと確信したけど、病院の診断は「ただの風邪」だった。

 

漢方薬が処方されたが、長引いたときに使えばいいやと、ひとまずそのまま薬箱にしまった。

 

HIV告知以降 初めての体調不良。一晩寝ても、病状は変わらない。僕は、このままこじれていくことを覚悟した。

 

しかしその後、朝より昼、昼より夕方と、体調は確実に回復していった。身体が軽くなり、食欲が湧き、気力が満ちてくるのがわかる。薬は飲んでいない。あきらかに、これは自力での回復だ。

 

ちゃんと治っていくじゃん!

 

免疫が弱くなっているはずの僕の身体が「僕を守ろう、回復させよう」としっかり働き、実際に体調を回復させている。その姿を目の当たりにして、僕は新鮮な驚きと、ある種の敬意を感じた。

 

それまでの僕は、自分で自分の体調を管理しようとしていた。でも、僕の体調を管理しているのは、実は僕というより「僕の身体」だった。僕にできることは、身体がスムーズに体調管理できるよう手助けすることなのである。

 

そう気づいたら、体調管理に神経質だった日々が滑稽に思えてきた。そして、自分の身体がやたらと愛おしくなった。

 

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身体に話しかけることが体調管理

 

僕の身体は、おそらく怒り心頭だろう。ゆとりを持って十分に準備してあった免疫を、勝手にここまで破壊されてしまったのだから。

 

それなのに、文句ひとつ言わず、しっかりと僕の体調を整えつづけ、崩れかければ全力で立て直してくれる。ほんとうにありがたく、申し訳なく、さすがにこれ以上の苦労はかけられないな…と思う。

 

いつごろからだろう。気づいたら、僕は折にふれて身体に話しかけるようになっていた。遅くまで残業した日には「ごめん、疲れたよね」。ガツンと飲みたいときは「今日だけ無理させて!」。湯船につかれば「気持ちいいかな?」。寝る前には「今日もありがとう」。

 

何か子供の遊びのように見えるかもしれないが、そうやって身体に関心を向け、身体からの呼びかけを感じ、身体に無理させないように行動をコントロールすることが、いまの僕には合理的かつ無理なく続けられる「体調管理」になっているように思う。

 

これからも身体に関心を寄せ、身体を思いやろう。酷い目に遭わせてしまった僕の免疫からも「俺はヒロトの免疫でよかったよ」と、いつの日か言ってもらえたらいいな。

 

さすがに免疫からは無理かな…。← 後ろめたさ

 

今週のお題「体調管理」

 

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